永遠のどちて坊や
先日書いたエッセイに「いつもながら旦那さんとの会話が素敵です。私達は、犬とアニメとゲームの話しかして無い気がします。」とコメントを頂いて、そういえ ば夫はそんなにしゃべる方じゃないし、夫から話すことといえば、ドラマだったり、ゲームだったり、ちょっとした出来事の話。それで夫に聞いてみました。
私「ねえ、私と話す時、深いこととか、ハッとすることとか言ってくれるやん。友達とか家族と話すときもそう?」
夫「ん〜(としばらく考えて)しないねえ。あなたとだけだね」
私「どちて坊やっていたでしょ。私がずっと、どちて坊やみたいだからかな〜」
夫「よくわかってるやん(笑)」
そっか。ふと自分で思いついた、どちて坊や。そうか、私は、どちて坊やなのかあ。夫は大変だなあ(笑)
なんで今、悲しくなってるんだろう
なんで私は自分を嫌いなんだろう
こういう行動の裏にはどんな気持ちや経験があるんだろう
こんな絵を描くにはどうしたらいいんだろう
こんな写真どうやったら撮れるんだろう
今の状況はどの選択から起こって来てるのかな
どうしたらもっとたくさん歌を届けられるだろう
などなどなど…
いろいろいろいろ日々考える。
だからきっと歌になって、文章になって、いのちのコンサートができていたりするんだろうな。子供の頃から、とにかく「作る」ことが大好きだったなあ。
私もなんでもかんでも聞くわけじゃなくて、聞くのは、ほんの一部だけど、夫は聞いたらちゃんと考えて答えてくれる。
夫の考えは私と違うことも多いし、あちこちに住んでいたり、私が出会わない人と出会ったり、経験していたり、元々なのかもしれないけど、私より広い目でいろんなものを見てる。広く、なんかこう、ちょっと退いたところから見る視点。それがまた面白いんですよね。
私はガッツリと入り込んで考えるって感じかなあ。
だからより、夫の言葉にハッとするのかもしれない。
出会った頃はその違いに、モヤモヤしたり反発したことも多いけど、今は夫の言葉や考えを信頼していて、とても大切にしている。
このまま、ずっと、どちて坊やかもなあ。ごめんね〜でも、いつも、ありがとうね。また1つ、夫への感謝が増えました。