私の安心の場所、祖父と祖母の家。 祖母が外出をしていて、祖父と二人だけのある時、ふと祖父が「誰にも言ったことがないけどなあ」と話し始めたことがありました。 それは、顔がおかしいから釣り合わないと、祖母との結婚を両親に反対されていた。でも、「…
「もう勝手にしなさい!」と優輝を怒ってしまって、猛省しました。 優輝は何も悪くない。いつものことなんです。優輝は今までの愛犬たちとは違うことが多くて、でもその違い、困ること、手がかかること、ゆっくりなこと、できないことも愛おしくて「なんでか…
「じいちゃんの好きな花は向日葵、あっこの好きな花も向日葵」声が今でも聞こえてくるようです。 私が自分を『うたびと』と言い始めたのは2012年8月15日。それは祖母の亡くなった日でした。そして8月13日の昨日は祖母の誕生日、最後に話した日。 毎日、手を…
いつも笑顔、可愛がってくれていたおじさんが亡くなりました。母の弟です。昨日、母の誕生日のことをここにも書いたのに…今日、こんな投稿をするなんて思いもしなかったです。 兄、弟にはさまれた母。とっても仲の良い三兄弟。私がいのちのコンサートでよく…
愛犬たくとと暮らしてた頃、お裁縫にはまっていて、その頃に買った思い出の布がいくつか残っています。 大切だから仕舞っていたけど、さっき1つ出しました。 寒くなくても、もぐりたい優輝にかけてあげるためです。 綿でガーゼだから気持ち良いかな♪ 大切な…
君と言ふ大樹のそばに立ち寄らば 師走の風もかくは吹くまじ 祖母の短歌です。 私が知ってる限りで祖母の本や月刊誌には載ってない、祖母が手紙と一緒に私に送ってくれた手書きの短歌の1つです。 先日、夫とケンカをして…仲直りはしたのですが、なんとなく雰…
中学生ぐらいの兄弟の楽しそうな姿。「お兄ちゃん」キラッキラ呼ぶその声に胸がきゅんとなりました。若い頃、兄弟、姉妹を亡くした知人のことを思い出したからです。 普段、何気に呼ぶその呼び名が呼べなくなる日がいつか来る。 何時かくる別れ思へば守りく…
毎年恒例、年末には実家からお餅が届きました 一回目は焦がして(^-^;)焦げたとこを削って食べました ↑これは、二回目のです(^-^) 夫もお餅は大好きで毎年、楽しみにしています♪ ↑ これ、栗あんのお餅 母が昨年のお正月用に、はじめて作ってすっごく美味しか…
「ばあちゃんが年内に美容院に行きたいって言うから連れてきた。今、待ってるとこ。」 父からそんな電話がありました。 いくつになってもキレイにしていたい なんかいいなと思いました。 (こっちの、ばあちゃんは父のお母さんです) * いのちのコンサート…
祖父、祖母、ひいおばちゃんとのエピソード 日曜日の敬老会コンサートで どの話をしようかと選んだり、選曲したりしています 私のおじいちゃん、おばあちゃん ひいおばあちゃんは、ステキすぎる 生きてる時から思っていたけど 年齢を重ねた今、振り返るとさ…
今日は、大好きで尊敬する祖母の誕生日 蓮の花のように生きた人 祖母と祖父の話をしたらキリがない 子供の頃から私を私のまま、笑顔で迎えてくれたあの部屋に 今もいつだって、訪れれば、会える気がする 心の中で問いかければ、優しく答えてくれている気がす…
久しぶりに祖母の短歌。桜や春の歌、子供を思う歌を。
優輝と公園に行って桜を撮ってきました
言葉や作品は、誰かに届いた瞬間に別物になる。受け手の心を通すから。色で言うなら、ピンクのものが、水色を通り、紫色になるような。 毎日、絶望するんだ。ネットやテレビの言葉に。誰かの言葉に。 温かい交流、温かい言葉、美しい言葉を見ていたいんだ。…
大好きな祖父を思って書いた、祖母の短歌と、私の歌。そして、まだ書きかけだけど、祖父と祖母を描いた絵です。
祖父の夢を見た すっと背筋の伸びた 凛々しい祖父が言う 「なんでそんな悲しそうな顔をする?」 「だって身体がもうないから じいちゃんに会えないから」 「なんだ、そんなことか 敦子は子どもみたいなことを言うなあ」 私の大好きないつもの笑顔 その後、お…
お盆だからかな うたびとの祖母の誕生日だからかな いろんなことを思い 何度も泣いてしまう今日です 私が「うたびと」と言うようになったこと 2012.10.1の記事 貼付けておきます * 『うたびと 染矢敦子の誕生』 プロフィールや名刺にはもう書いています。 …
夕飯のお買いもの中、お豆腐を時間をかけてカゴに入れているおばあちゃんがいました。 私はいつも決めてるお豆腐があるので、隣に並んですっすっと2つカゴに入れました。 そしたらそのおばあちゃんに話しかけられたんです。 「それ、美味しいの?」 「はい!…
ゆうらりと風に押されてゆれて咲く 娘の植えくれし向日葵の花 今日は祖母の命日 日本中が平和を願う日 平和を願い続け、語ってくれた祖父の妻 祖母らしい日を選んだ、そんな風に思う 軍人を職業とする夫に嫁ぎ 戦をただに吾れの憎みき 窓を明け家内の灯りを…
実家に帰った時に、祖母の短歌をまだ三分の一ぐらいですが持ってきました 読みながら、時間を見つけて整理をしています 母のお兄さんは 「いらんけん、ぜんぶ持っていって」 と、笑いながらですが言ったり 祖母は1冊、自費出版で短歌の本を出したのですが 「…
祖母の夢を見た 短歌を書き続けた祖母 「いつも近くに置いてる入れ歯とペンがない ペンがないから短歌が書けない」 と言っていました 私は自分のペンをいくつか祖母に渡しました * 前にブログにも書いたのですが お棺に祖父と祖母との思い出の花 ひまわりを…
吾が背丈越えたる孫の肩抱けば 丸き顎のまだ幼かる 生きてゐる証しと吾の歌を詠む 悲しき時は哀しきと書く ラーメンの出前せかする間違ひ電話に もうつく頃と吾は答ふる 母さんと吾を呼ぶ子等の居る限り 命は愛(を)しみ生きんと思ふ 子や孫に見守られ祝う…
夫はお餅が好きらしくそんな話を母としたら母からお餅が届きましたちょうど昨日は祖父の命日だったからお仏壇にもあげたそうです私も昨日は祖父を思い、歌を歌いましたいつも優しく私を大切にしてくれる夫をずっとずっと大きな愛で包んでくれた祖父と祖母に…
今日はお盆というより、私にとっては祖母の誕生日。 毎年 「おめでとう」 「ありがとう」 と言い合った日。 昨年の今日が最後のおめでとう。 90歳の誕生日の2日後に祖母は他界しました。 あっ…他界って言葉、はじめて使いました。 なんでだろう。ふと…。 最…
「じいちゃんの好きな花はひまわり。あっこの好きな花もひまわり。」 一緒に行った最後の旅行の日、わかったこと。 大好きな祖父と私の好きな花が同じだったということ。 泊まった宿は原鶴温泉。 一緒に目指した朝倉のひまわり畑。 時期じゃなくて見れなかっ…
プロフィールや名刺にはもう書いています。 ライブでももう語っています。 けど、ここにはまだ書いてなかったので 今日書こうと思います。 染矢敦子がシンガーソングライターから 「うたびと」になった理由。 染矢敦子 生まれ来る言葉を歌にして届ける「うた…
子や孫に見守られ祝う誕生日 目出たくもあり 90歳われ 福岡に戻ってきました。 祖母の家に祖母がいないことが不思議で、あちこち部屋を回りました。 それでもやっぱり祖母はいません。 不思議です。 生まれた時から、ずっとずっと見守ってくれていた人。 * …
旅立ちの朝は やさしい思い出と ただただありがとうを… 一昨日、90歳の誕生日を迎えた祖母が今朝、亡くなりました。 一昨日の電話の最後の言葉 「あっちゃんが帰ってくるの、待ってるからね」 忙しかった事 たくとの調子があまりよくなかった事 それで今年は…
ラーメンの出前せかする間違ひ電話に もうつく頃と吾は答ふる 今日は大好きな祖母の誕生日。 子供の頃から、大人になっても 何度も何度も祖母には助けられています。 何も言わなくても、不思議とぴたりとした言葉をくれるんです。 祖母は歌人です。 数年前か…
『生きてゐる証しと吾の歌を詠む悲しき時は哀しきと書く』 大好きな祖母が書いた短歌です☆☆ ** 新しいアイデア、感情、言葉、歌、思い…たくさん湧いて来る。 一つずつ形にしようとしているけど、なかなか追いつかない幸福な日々。 会いに行きたい大切な人…