好きだけどできないをやってみる
コンサートの時「帽子が染矢さんのトレードマークなんですか?」と聞かれました。
おお!そんな感じになってきたのか!とすごく嬉しくなりました。また別のコンサートでは、校長先生の一言目が「素敵な帽子〜」でした。
いいのかな?そう思いながら、かぶれなかった帽子。かぶってよかったんですね。
『好きだけど、できない』
そこにはキラキラした宝物が潜んでいるのかもしれません。
好きだけどできないには、人の目が関係することが多いかな。これを読んでくれた人の「やってみよう」になれるかも、そんな思いで今日は書いています。
歌が下手、聞くに絶えない、才能ないって言われたけど、最近の学校のコンサートでは「歌が上手くてびっくりしました」って感想をたくさんもらいます。絶対音感があって音に気持ち悪くなる子が「染矢さんの歌だと気持ちよく聞けました!」と言ってくれたこともあります。決して、ぴったりの音を歌えるほど上手ではないけど、コンサートは音だけじゃない、全体ですもんね。
人を励ます力も癒す力もない、趣味でやっとけ、間違ってる、病んでる、とか言われたけど、歌で生きて行きたくて、お店や学校を回ったり、チラシを作ったり、送ったり、人と会ったり…それは直接、成果にはならなかったけど、動き続けていると、流れが変わるもので、いつの間にか、たくさんコンサートに呼んでいただき、勇気をもらった!癒された、という感想もよく頂いています。
暗いって何度も言われてきたけど、今、小学校のコンサートで子供達が爆笑してくれます。「楽しかった!」「面白かった!」そんな感想もとてもとても多いんです。
ブス、気持ち悪いという人もいれば、笑顔がステキ、めっちゃ好みと言ってくれる人もいます。
以前は、悪い方の評価ばかり気にしていたけど、その真反対のこともこんな感じで言われていることに気づいてから、一つの感想だなと思えるようになりました。できる努力を精一杯して、落ち込まない、どうしたらもっと良いコンサートができるか、そっちの方に意識を向ける方が大事。全然まだまだで、ダメなとこも、足りないとこもたくさんあるけど、落ち込んでも、私は私以外にはなれないから。それに、歌が好きだから。コンサートでみんなの笑顔に会いたいから。
人の印象、感じ方、好き嫌い、好みも人それぞれで。
誰かにとってマイナスに見えることが、プラスにもなることもある。
人がどう思うかより、好きかどうか、やってみたいかどうか。
これだけ色々言われても折れない私(笑)もしかしたら、好きに生きてるように見える人もそんな感じかもしれませんね。
好きだけど、かぶれなかった帽子が、いつの間にかトレードマーク♪
好きだけどできない、やってみませんか?
新しい帽子です(^-^)
前に書いた帽子の記事です♪