染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

一期一会…ありがとう

本当は、これが最後だと知っていた。
それでも、また会えると信じて、手を振った。

あの日、こっそり病室に戻って良かった。
手を握って、ありがとう、伝えれられて良かった。
一期一会、歌を聴いてもらえて、良かった。

 *

おいしくものが食べれるのは幸せなこと
勉強はずっと続けること

「真剣、良い歌を歌っていってください。103歳のばあちゃんが言ってたってなあ」
大切な言葉を最後にもらった。

日常の小さなことに感謝して、幸せ感じて
成長を心がけて、大好きなことを頑張る。
そしてそれで誰かが喜んでもらえるように…

大切な大切メッセージをもらった。

 *

ここの日記にも書きました、ひいおばあちゃんの病室で歌った日のこと。
それが最後になりました。
103歳、大往生で。だけどやっぱり寂しいものですね。

お通夜、穏やかなおばあちゃんの顔に会って来ました。
その席で、ちょっとしたことがあって
子供の頃から、ずっと私が悪い、だめな子なんだと思っていたことが
そうじゃないと分かったんです。
おばあちゃんからの最後のプレゼントかな。

私にとっては、とっても大きなことでした。

けど、それだけじゃなくて、お葬式の後に関東の方にいる親戚に、歌を聴いてもらえて、すごく喜んでもらったんです。
ひいおばあちゃんに最初で最後聴いてもらった「一期一会」とアンコールで「やさしい風」

それも、ひいおばあちゃんからのプレゼントかな。

大好きな祖父と最後に会った日も、最初で最後
私の作った歌を聴いてもらって
「良かった。頑張れ」と言ってもらいました。

歌うね。どこかから私のもとにやってきてくれる歌を歌い続けるね。

ただただ感謝を込めて。。。

ひいおばあちゃん、お疲れさまです。
ありがとう。ありがとう。