染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

無駄を省くことと、無駄などないという考え方

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無駄を省く

人生に無駄なことはない

経験して思う
どっちも正しいんだ

反対に見えることもどちらも正しい

正しいってちょっと表現が違うかな
その時々で大切な考え方


歌を仕事にすると決めて優先順位を決めて
しなくなったことも多い
時間のほとんどを歌を作ることと
コンサートをすることに費やしたいと思ったし
そうでなければいけないと思っていた

無駄だと思ったからではないけれど
細かく一つ一つの音にこだわることよりも
溢れてくる言葉やメロディをどんどん歌にしていきたかったし
一つでもコンサートをたくさんしたいと思っていた

その為にたくさん人に会った時期もある


今は、あまり人にあわず
自分の音、細部を見つめることをしている

それはものすごい時間がかかることで
毎日、時間が全然足りないし思うようにできない
なかなかOKが出せず、毎日、繰り越し
でも新しい感動がたくさんある

本当は趣味の時期に、大好きすぎて
とにかくずっとしていることなのかもしれないけれど
私にはそれが今、来たみたい


はぶいたことがあるから今、呼んで頂くコンサートがある
だから順番はちょっとおかしくても、やっぱり無駄ではなかったと思う

基礎が大事
感覚や直感が大事
その両方も本当で、続ける間にはどっちの時期もあり
その両方を通らないと見えない世界もあるんだろう
今ならそう思う


手のケガをして、日常を丁寧に生きることも覚え
夫との暮らしの中で、遊びや気を抜く時間の大切さも知る


無駄を省く
人生に無駄などない

面白いな
対極にありそうなもの
どっちの考えも今の私を作っている
どっちも大事


さてと、今日も音に向き合おう