悲しき時は哀しきと
生きてゐる証しと吾の歌を詠む
悲しき時は哀しきと書く
祖母の短歌が何度も心に浮かんできます
いっつも元気にしていたいけど
人生って色々ありますよね
コンサートでもよく話すことだけど
言葉や行動や
捉え方を変えて
気持ちを明るい方へ持って行き
なるべく楽しく過ごそうとすることが大事ですよね
だけど、それも追いつかないことってある
知人のことなのですが
今回そんな心が壊れそうな出来事がありました
でもまだ言えないんです
言えないことも辛さを増させますね
すべて真実をさらけ出す必要はなく
笑ってる人も
幸せそうな人も
上手く行っているような人も
みんな、何かを抱えて、日々を生きている
だから私も隠したままにした方がいいのかもだけど
なんだかそれでは、染矢敦子のブログではない気がして
今ここに、曖昧だけど、書こうと思いました
生きてゐる証しと吾の歌を詠む
悲しき時は哀しきと書く
人間くささというか
ちょっと違うかな
私の尊敬する祖母のように
悲しみや苦しみの経験が
同じような経験をした
誰かを励ますこともある
こうして今の心の…これもほんの一部だけど
書くことで
この瞬間からまた自分の「今」に戻ろうと思います
大したことはできないけれど
読んでくれる方
歌を聴いてくれる方の心に
何かが届くように
いつもそう思いながら…
届かない時もある
救えないこともある
だけど私は歌い続ける
いつか歌にする
いつか語るから