染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

永遠の片想いと相思相愛

親にずっと片想いをしているみたいだ。

届かないと辛くなることがある。それは、どれだけ大切で、大好きで、幸せを願い、健康を願い、会いたくて仕方ないか、伝わっていないと思う時。分かってる、愛を注いでくれていること、思いも行動も何気ない気遣いも気づいてる。だから想いはぶつけず、すっと退いて諦める。仕方ない、感覚も違う、何よりもめたくない。

 

歌にもずっと片想い。どうにもこうにも、そんな時がある。どうして私じゃダメなんだろう。この感情は片思いに似ている。

 

ちょうど親のことと歌のこと、同時にメールが届いて、思わず泣いてしまった。

 

それを見ていた夫が何も言わずに、頭をポンポンとしてくれて、夫の膝に乗っている優輝もうるうるの目でじっと私を見ていた。

 

ここに相思相愛が二つある。温かくまた泣けてくる。

 

 

ここまで書いて思い出したことがある。祖父との最後の数日間のこと。

小言も反対も、心配だから。ちゃんと話して、行動で示したらわかってくれる。その経験があるからかもしれないな。「ありがとう、大切に思ってくれてるんだね。心配してくれてるんだね。だけど、私はこうしたい(こう思う)」そんな風に両親にも少しずつ言えるようになったのは。

 

佐伯市の番匠川を父の運転で渡っている時、父に歌のことで私にとっては言われたくない言葉を言われたことがある。昔ならすっごく悔しくて反論をしただろう。でも私は「ありがとう。だけど歌、本気なんだ」そんな返事をした。その日から、父に歌のことで小言や反対するようなことを言われたことは一度もない。

 

父や母がこの投稿を読んだら、親の気持ちこそ、子供に伝わってないわよって思うかもしれないですね(^-^)

 

 

コンサートやブログで、親や祖父母や子供の頃の話をたくさんするのは、ご自身に置き換えて、何か感じてほしいから。

温かい思い出に包まれる方もいらっしゃれば、辛くなる方もいらっしゃるかもしれないですね。 

「親に会いに行かないといけないでしょうか」と聞かれたことがあります。そんなことはないですよ、と私は言いました。私も実家を出てから自分の人生は始まると思っていました。 

 

離れなきゃわからないこともある。

離れるしかない関係もある。

ものすごくわかり合ってる親子も、一生わかり合えない親子もいる。

それぞれの距離感がある。

 

あなたは、あなたの人生で

あなたは、あなたの選択で

 

こうでなければならないという押し付けではなく、私の経験から何か少し感じてもらえたらいいなと思います。

 

辛さを片思いと表現すると少し軽くなる。片思いも相思相愛も、どっちもなんだかいいですね(^-^)

 

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相思相愛♪