WAN ONE LIVE vol.19 in 沖縄2

そろそろ書かなくては…次のライブが終わってしまいました。
目まぐるしい変化の毎日なのです…。

9/10（月）
初の沖縄に行って来ました。初！飛行機。初！一人旅です。
飛行機が離陸する瞬間、ただ旅のと言う意味ではなく「出発なんだ」とじ～んとして、涙が出そうでした。
隣のカップルが手をつなぎ合っています。私は一人です。
かつて、初めてお付き合いした人に
「これからは、二人で何でもして行くんだよ」
と言われたことを思い出していました。その言葉の後も私は色んなことを一人でして来ました。例えば恋人、夫婦、兄弟、姉妹、友達、仕事の仲間、バンドやユニット…二人や三人やグループや…その中での役割だったり、その中で輝ける人もいるし、一人でやらなければならない人もいる。私は、完全に一人でやらなきゃいけない人。それを自覚したら楽になったし、回りにそんな人も増え、一人なんだけど結局は孤独ではなくなった。人と関わり過ぎる方が私は孤独になる。

まあ、そんな話は良いけれど…また一人で始めるんだと思ったのです。

「沖縄の天気は雨。悪化の模様。」
と言っていましたが、沖縄に着いたら小雨になっていて、海の方からだんだん明るくなって来ています。
さすが、雨の降らないWAN ONE LIVE！！晴れ女！！染矢敦子！！
結局、降水確率100％の次の日も晴天になったのでした。有り難い！！

まず、土地の神様にご挨拶。
とか思って、ライブ前に普天間宮に行って来ました。

今回は「食を通じて、次の世代に良いものを繋いで行こう」と言う『YUMEグローバル』さんのセミナーの最後の催しとして、ライブをして来ました。
会社の理念やセミナーの内容が、私の歌のメッセージと重なると今回のお話を頂き、「やさしい風」「祈る」「受け継ぐもの、つなぐもの」を歌ってほしい、WAN ONE LIVEの話もしてほしいと言って頂きました。そこで、通常のライブではなく、WAN ONE LIVEと言うことにしました。

歌えば、そのイベントがどのような感じなのか分かります。主催の会社やスタッフの方々が同じ方向を向いていて、熱い思いがあり、お客さんも満足されている、温かくとても素晴らしい集まりなんだと分かりました。
導かれた出会い、そしてこれからも繋がり、広がっていくんだと思います。
深社長も素敵な女性です。優しい言葉もアドバイスも頂き、会社の歌も依頼して頂きました。

ライブの次の日。
海に出て、誰もいなかったので、ライブで歌おうと思って歌わなかった「天声-uta-」を歌いました。そしたら、鳥が三匹やって来て、私の上で一緒に歌ってくれました。感動…。その後、蝶が頭をかすめるように飛んで来て、トンボが目の前を横切ります。
「あっ、たんぽぽ。」
カメラを構えると蝶が写りにやって来ました。
不思議な時間が流れます。

沖縄って良いなあ～と、人も温かい方ばかりに出会ったのですが…帰りにタクシーの運転手さんに騙されちゃって…。ちょっと、どよ～んとしましたが、まあプラマイゼロってやつだよなあ～と気を取り直します。

そして、沖縄を離陸する時、心の中で
「ありがとう。沖縄、ありがとう。」
そう思った瞬間、窓の外に大きな虹が現れました。それは、半円ではなく、下まで繋がっている円でした。
「受け取りました。」
そんな風に言って頂けたようで、とても嬉しく、その虹が消えた後も、雲と海を結ぶ虹の柱や虹色の雲も見ました。感動的でした。
ちょうど午後7時ぐらい着だったので、福岡に着く少し前の夕方の空もとても奇麗でした。

感想は…感謝。それに尽きます。