染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

さようなら ♪ 歌詞

1204-6

 

明日のコンサートの選曲中です

最近、具体的な情景が入った歌をもっと歌いたくなっています

 

すっごくすっごく久しぶりのこの歌

…というか、コンサートで歌ったこと、あったかな

 

ピアノを作り直して明日、歌います

 

あ~ある、ある

あったな~そういいのって

ちょっと切なくなってもらえたらいいな

 

***

  

さようなら

 

そうちょうどこんな寒い日だった

小雨に霞んだ駅は

知らない場所のように

冷たかった

 

本当の気持ちも

優しい嘘も

何も言えないまま

ただ頷いてた

 

バックミラーに小さくなる細い肩

さようなら

言えなかったさようなら

この隣の席にあなたはもう座らない

そんなことで涙が止まらなかった

さようなら

 

 

すべてを捨て去る

勇気がなかったから

あなただけが悪い訳じゃないよね

 

 

 

「泣くんなら帰れ」

部屋を飛び出した

荷物まとめるあなたを一人残して

 

まだこんなに…

こんなにあなた好きだから

涙よ どうか枯れてなくなれ

いつの間にか優しくなった目つきも

いつの間にか移ってしまった口癖も

まだ愛しい

 

 

さようならのEveに崩れ落ちたのは

私じゃなくて強いあなただったね

 

「うさぎになった」

真っ赤な目のあなたが

私の部屋のドアを叩いた

 

たった一度見せてくれた弱さを忘れない

きっとずっと忘れない

 

子犬のように甘える朝の顔も

髪を撫でる切ない顔も好きだった

 

遠回りの道も

くだらないジョークも

右端のくわえタバコも

奇麗な指も

さようなら