染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

ニライカナイ

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ふと「ニライカナイ」と言う言葉が頭に浮かんで
どんな意味だったかなって、ネットで検索をした。

そうなのか…

ただそれだけ。そのまま勉強の続きを始めた。

しばらくして
「ティータイム♪」
休憩しようとキッチンに立った。
そこで、ふっと頭に流れる歌詞とメロディ。
そして、映像。


ー遠ざかるその後ろ姿ー


「あっ…来た。ニライカナイの歌だ。」
根拠もなく、ただそう思う。
涙が溢れて来る。ぶるって一瞬身震いして、目を閉じてため息をついた。

ピアノの前に座って、最初のピアノの和音(コード)を探した。
一つ出て来たら、そこからは早かった。
一気に1フレーズを歌っていた。


誰から誰への手紙なんだろう
どこから来た歌なんだろう


歌がやって来てから
何かと繋がっているような
自分ではない感じが数時間続いて
なぜか泣けてきて
怖いくらいでした。


戻って来てよ…私。
みたいな…

ライブの時は時々そんな感じになりますが
歌が生まれる時、こんな長い時間そんなになったのは初めてでした。

歌詞アップしてみますね。

誰かの心に優しく触れられますように
誰かから誰かへのメッセージとして、届けられますように


***


『ニライカナイ』

遠ざかる その後ろ姿
サラサラの砂のような土の上を
導くように揺れる木々の中を
振り向かず あなたがにじんで行く

白昼夢の中 心で問いかける
もう戻りませんか?

届く届く あなたのいる世界から
湿った風に乗って 
あなたからの手紙が…
「愛してる いつまでも」



残された形あるモノの中に
探すのはキジムナーの足跡
そこら中に訪れる恩寵が
金色の粉を振らせている

遥か遠く それはあるのだろう
呼びかければ…

届く届く 空の彼方から
虹色のウロコに乗って 燃える羽に乗って
「今を生きるんだ」

届く届く 海の深くから
煌めく尾びれに乗せて 波音に交えて 
「君は君のままで」

届く届く あなたのいる世界から
湿った風に乗って あなたからの手紙が…
「愛してる いつまでも」