染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

幸せな痛み

0623-06

 

ちょっと痛い話で、ごめんなさい

 

昨日の夕ご飯はエビのトマトパスタ

 

「お正月用に」

と年末に母が送ってくれた有頭エビを使いました

 

冷凍のエビって危険なんですよね

分ってたけど、急いでて

左手の親指を刺しました

「いった~い!」

 

はっ

うわ、痛い

即痛い、かなり痛い

痛いよ、嬉しいよ

 

ご存知の方も多いと思いますが

私の左手の親指

3年前に腱、神経、動脈を切って手術をしました

 

感覚がほとんどなかったけど

戻ってきてる~痛みを感じる

 

夫が帰ってきて報告

「痛いんだよ」と喜ぶ

変な妻ですよね

 

 

痛いものは痛いので

痛みたくはないけれど

 

痛みは体のサインでもあるし

危険を教えてくれるものでもあるし

心の痛みでわかることもある

 

生まれつき痛みのない人もいて

いろんな大変なこともあるみたいですね

 

西島秀俊さんが好きで見てた無痛ってドラマの中で

「痛みも自分、自分が痛み」そんな台詞があったんです

 

その言葉が気になって、メモをしていました

そしてその台詞の下には、こんなことを書いていました

 

 

苦しさも喜びも幸せも痛みや怒りも全部が自分で

やっぱりそれでいいんだと思う

悩むこと、やめてみようかな

 

 

そのメモからの2ヶ月間

悩んだことあったかな

書いてたことってあとから読み直すと面白いです

知らず知らずそこに向かっていたりします

 

 

ケガの時のことは、旧ブログに書いてます

エッセイ・またピアノが弾ける日まで

 

 

丁寧に生きる大切さを知ったのも

結婚を決意したのも

この親指のケガがあったから…

ケガから教えられたこと、感じたことは

ものすごく大きいです

 

 

今年に入って

夜、なかなか眠れないくらい

親指の関節がにぶ~く痛くなったことがありました

 

続いたらまた病院に行こう

でももしかしたら感覚が戻る合図かもと

それから毎日お風呂で指をさすって

曲げる運動をしていたら

関節の痛みはそれ以降ありません

 

本当に感覚が戻る合図だったのかな

 

ありがとう、私の親指ちゃん