苦手なことはやめちゃおう
私は声に対して劣等感がある
よく人権コンサートで話すけど
将来、自分の作った歌を歌うと決めた中学時代
音楽の先生に
歌が下手というようなことを言われたことがきっと始まり
音楽活動を続けるこの26年にも
それはまあ、きついことも言われてきた
その度に自分ってダメだなって思ってきたし
苦手なところを改善しようと
いろいろ調べたり、やってみたりもした
けどどうしても克服できない苦手がある
昨日レッスンの中で
その話になった時
先生がさらっと言った
「苦手なメロディは作らなきゃいいですよね
染矢さんは自分で作って歌う人なんだから」
え?
え?
ええええ~~~!!
そ、そ、それでいいんですか?
あっ、そっか
それでいいのか
ものすごく驚いて
ものすごく心が軽くなったのです
そういうこと
きっともっとたくさん
あるんだろうな
いつの間にか「こうでなきゃ」って決めている
「人と違うから、個性なんですよね」と先生
そうだよなあ
言葉として知っていても
それを実際に自分の人生で生かすのは難しいなあ
努力することももちろん大事
そこから学ぶこともあるし
できた時の喜びは大きい
だからって、できないことを責めなくていい
できないことより
できることに目を向けた方がいい
そんな時もある
もうこの苦手で自分を責めるの
や~め~た
この苦手に時間と心を使うの
や~め~た
劣等感がスルスルって落ちて行った感じ
心が軽くなりました