私のひいおばあちゃん その2
今回の帰省は、名付けると「おばあちゃん感謝デイ」みたいな感じになった(笑)
父の方の祖母とは、結構話をしたし、車で病院に連れて行ったり
母の方の祖母のとこには、毎日行った。
私が子供頃に祖母は、糸と紡いでいく鞠を作ってくれていて…
たまたま、本当不思議にそっくりの鞠のストラップを見つけて、買って持って行った。
「ばあちゃんは、もう手が悪いから、鞠も作れんし、浴衣も着物も縫えんわあ。歌を書くだけ…」って話しだしたので…来た!!良いタイミング。
「ばあちゃん、これ~」
いつも包みを開けるのも嫌がるそうなんですが、何かを感じでくれたかな?自分で一生懸命包みを開けて、鞠を見た途端、すっごい良い笑顔☆
やった~っ☆笑ってくれた~
病院とか短歌の集まりにいつも行く時に持っていくバッグにすぐつけてくれました(^-^)嬉しい♪♪かなり嬉しい♪♪
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じいちゃんたちは直接お話できないので、お墓に両方とも行って来ました(^-^)
もちろん、大好きな山奥の奥の奥の(笑)
山の神にもお参りに行って来ました。
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そして、ひいおばあちゃんの話に戻りますが…
やっぱり、このまま染矢あつ子、帰れないでしょ?!(笑)
先に言ったら、止められたり、怒られたりする可能性があるので(結構高い確率で 笑)
誰にも言わずに、福岡に帰る日、病院にもう一回行ってきました。
またひいおばあちゃん、にっこり♪♪
「あっこの歌、聴いてくれる?」
病室の方々にも了解を得て‘一期一会’歌わせて頂きました。
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『一期一会』
今日ここで出会えたこと
ありがとう ありがとう
一期一会のこの瞬間を
共に生きてる
ありがとう
また出会えると信じていよう
心を込めて 今ここを
楽しんでいよう 今ここを
今日ここで出会えたこと
ありがとう ありがとう
一期一会のこの瞬間を
共に生きてる ありがとう
ありがとう ありがとう
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おばあちゃん、涙ぐんで聴いてくれました。
病室のみなさんも「良い歌をありがとう。やぱり感謝なんよね」
って喜んでくれました。
「まさか、あっちゃんの歌が聴けると思わんかった。ありがとう。」
お正月、いつも楽しみにしていた、おばあちゃんの栗。
栗を潰して丸めて、回りにカリカリのとげとげがあって。。。
「それが大好きだったよ。一番好き。今でもあんな美味しい栗は食べたことないよ」
「覚えててくれたんで。嬉しいな」って。。。
子供の頃は、恥ずかしくて、って言うか、大事なこと気付けなくて
でも、長生きしてくれたから、ありがとうもいっぱい伝えられる。
本当、有り難いなって思うんです。
ありがとう、ありがとう。
次に帰った時は、おばあちゃんの自宅で、コンサートできたら良いな♪♪
どうにもこうにも、まだまだの私ですが…(笑)
私の歌で喜んでくれる誰かがいるのなら…
私は歌い続けよう。
また強く胸に刻んだのです。