染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

孤高のアーティスト

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当然ですがコンサートの感想はすべていいものとは限りません

ほんの一部のきつい否定的な意見に

すごくすごく落ち込んできました

 

ダメな自分、なんとかしなきゃ

自分を責めて、的外れな努力を続けてきました

 

的外れとなぜ今、言えるかと言うと

否定的な意見

例えば聞くに堪えないとか、

全滅とか、こんなの歌じゃないとか、

努力してないとか… そういうことを言う人は

具体的なことも改善方法も言ってくれない

そもそも、歌について

その人にちょうどあった改善方法を言える人は

ほとんどいないことに

 

具体的で的確なアドバイスができる人に出会って

気づいたからです

 

そしてその人は決して人を否定したりしない

変えなくていいものだった

ただの好みや言う側の心の問題だった

否定され萎縮することで悪い方へ向かったこともある

的外れな努力は自分を追いつめた

 

答えは自分の心を解放すること、自分を許すこと

本当にほんのほんの、数えるほどの人しか教えられないことだった

 

それが分って、今では無駄に落ち込み

自分を責める時間はとても短くなりました

 

でもよくなりたいので やっぱり人の意見はまず聞くようにしています

 

先日、たくさんの良かったという感想の中に

一つだけ良くなかったという内容の感想があったので

 

ちゃんと中立で見れる信頼できる関係者の人に聞いてみました

その人の好みや状態によるものなら

気にしても仕方ないのですが

もし私側に改善した方がいいことがあるなら

知りたい、もっと良くなりたいと思うからです

 

そしたら、問題がなかったことと一緒にこんな言葉を頂きました

 

「凄いですね。さすがこだわりのある孤高のアーティストって感じですね(^_^)

素晴らしいですね。」

 

孤高のアーティスト

そんな表現をしてもらえたことが

くすぐったくて

でもとてもとても嬉しかったんです

 

 

何かを指摘された時

否定的なことを言われた時

自分を受け入れてくれない態度の人を前にした時

 

全く気に留めない人

全員に好かれることはないんだからとスルーできる人

良い意見の方だけをみる人

自分はちゃんとやってる、逆になに言ってんだよって思える人

私の知り合いに、そんな人たちがいます

 

いいな~私もそうなれたらいいなって思うけど

私にはなかなかできないです

 

気にしなきゃいいのよ

 

良い方を見なきゃ

マイナス思考ね~プラス思考でいこう

と言われると、それは優しさだと分るけど

今度はそれをできない自分を責めてしまう

 

もうぐるぐる回る

自己否定の中をぐるぐる

 

 

でも、できなくていいんですよね

 

孤高のアーティスト

そういってもらって

「気にしてもいいんだ」

って思うことができました

 

気にするのは向上したいから

それも一つの長所でもある

気にする性格の私

気にするなと言われてもそれは難しい

なら、どうして気持ちを持ち直すか

誰かの方法じゃなくて

自分なりの方法を探すことにしたんです

 

 

脳は一つのことしか考えられないようにできているらしく

嫌なことがあって、そのことばかりを考える時

楽しいことを考えてみることにしました

また嫌なことを考え始めると、いやいやいやそっちじゃないよ

ってまた楽しいことを考える

そしたらいつの間にか、その嫌なことを考える時間が短くなって

そのうちなくなっていく

そんな方法でも気持ちは軽くできるようになりました

 

でも私にとっての歌はそうはいかないんです

大事なものだからかな

 

それで最近は、信頼できる人に聞くようにしています

 

信頼できる人、っていうことが大事

 

そこで聞く人を間違うと余計に混乱、落胆してしまうからです

私にとって信頼できる人

甘やかすのではなく

中立にモノを見て、具体的に話ができる人を選ぶこと

 

なかなかこれが良くて

今の私の最善の方法になっています

 

 

また他のコンサートで

「歌が下手って言われてたの分るね」と言われ

一気に昔の自分、激しく落ち込む自分に戻りそうでしたが

そこで話を終わらせないでもうちょっと突っ込んで聞いてみて

信頼できる人ともその後、話し合って

あるカバー曲を私がメロディを間違って覚えていることが判明したんです

さらにもうその曲自体が私の声に合ってないのではないかという話になりました

今後はその歌を選曲から外し、もっと私に合うカバー曲を歌うことにしたんです

 

気にしなければ分らなかったこと

聞いてみないと改善できなかったこと

 

だから私はこれでいいんだって思います

 

 

全員には無理なのかもしれないけど

コンサートに来てくれてる人

できればみんなに来て良かったって思ってもらいたい

私はそれを目指し続けたいと思うんです

 

それにこだわったり

好かれない人に好かれようと躍起になるのではなく

自分が楽しみながら、いろんな方に楽しんで頂ける工夫は続けたい

 

子供たちが「大人になるのも案外いいかも」って思える

ちょっとかっこいい大人に私はなりたい

 

「同年代の人の希望にもなれるんじゃないかな」

 

今日ちょうどそんなことも言ってもらいました

 

孤高のアーティスト

 

そうね、そんな感じもかっこいいですね

 

気にしてもいい

気にする自分もいい

 

ただ、ただね

自分を責めて来なければ良かったなって思うんです

だから、伝えたい

気にし過ぎのあなたも、あなたはあなたで大丈夫なんだよ

それを責めなくてもいいよ

 

あなたなりの方法

気持ちを明るくする方法を探せばいいんだよ~ってね