染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

疑って壊したい

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一回、壊さないとね

壊して再生

 

 

自分が嫌いで

変わりたくて仕方なかった

ある時期

私の中に入ってきたもの

 

本や人や

セミナーやスピリチュアルや

たくさんの言葉

教え、考え

正しいとされるもの

 

その一部が

とても良い影響をくれていて

今の私がいる

だけど全部じゃない

 

湧いて来る考えに時々

違和感を覚えることがある

これは私自身のものじゃない

誰かが言ってたもの

 

疑って

壊したい

 

時もある

必要な時

そうじゃない時

 

向き合って

すっと自分の中から出そう

 

 

コンサートや講演会で

たくさんの方の前で語る私は

自分の言葉に責任をもたないといけない

 

自分の言葉で語ることを

今まで以上に意識していると

見る角度のようなものも変わる

当たり前のように感じていたものが

ひっくり返ることもある

 

 

取捨選択

 

日本には良い言葉がたくさんある

祖父が言っていた

 

そういえば思い出す

すぐに信じてしまう私を

心配してくれていた祖母のこと

 

父と母の厳しい言葉も

そんな私を心配して発せられたものが多い

それが今なら分る

 

 

祖父や祖母、父や母

夫や大切な人たちが

生活の中で、生き方で、言葉で

教えてくれるもの

教えというよりも

自然と与えてくれる気付き

 

出来事の中で気づくもの

行動してその結果から学ぶもの

 

経験から気付くものと

自分の感覚を信じよう

 

 

だから

私の言葉も

私の経験と思いから出来ているから

みんなに当てはまらないと知ってる

発することが怖くなることもある

 

だけど

何か感じてもらいたい

良い影響を誰かにあげることができたらいいな

そう思って私は毎日、言葉を発信する

 

矛盾している

 

そして矛盾しているものが人間だと

私は思う

 

不完全なもの

きっと一生、未熟なもの

それが今、愛おしい