染矢敦子ブログ Tender wind

〜やさしい風が吹いてきた〜

特別なガジュマル

1004-09

 

写真のデータの年月で思い出しました

 

先日、書いたガジュマル君は

特別なガジュマル君でした

 

どん底だったと思う時期

「なんで生きなきゃいけないの」

そんな暗い気持ちで毎日、目覚める朝

「生きよう」

そう思えるまで無理矢理、気持ちを持ち上げ

なんとか生き抜いたあの時期

 

家族にも迷惑をかけました

当時、具合の良くなかった母を

守るためだったと今なら分るけど

父に言われた言葉

「家族を巻き込むな」

きついきつい一言でした

 

歌いはじめて20年の記念コンサート

それでも来てくれた父と母

 

簡単に壊れるもの

見えてしまった裏側

去って行った人

傷つけた大切な人

選び間違ったもの

弱り切った身体

折れた心

肯定できない自分自身

 

それでも消えなかった小さな光を支えになんとか立ち上がろうとしていた

 

そんな中で帰ったお正月の帰省の時に

母が買ってくれたガジュマルです

 

『幸せを呼ぶ木』

あなたが幸せであるように…

 

お互いの幸せを願い続ける母と娘

 

幸せにしたいなら

私がまず幸せでいよう

 

あの時、誓ったことは今

私の中にしっかり根付いています

そして母も最近、幸せそうなのです♪

 

あの日々があったから

そう思えること、人生にはありますね